2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

節目が大切。

片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を……ってな訳で、取り敢えず自分に気合を入れるためスーツに身を包んで修士論文の面接へ。先に終わっていた知り合いから「怒られたりはしませんでしたけど駄目出しは結構食らった」などと不吉な情報を戴きつつ…

忘却術の必要。

意を決して修士論文の再読に取り掛かる。5分後撃沈。……誰だこれを書いた文章ド下手野郎は。私だよ。ギャー。 今すぐ提出を取り下げたい。でもそれだと修了出来ないので困る。てかこれで修了出来るんだろうか。 兎に角考えられるだけの補足事項を考える。とは…

見付けるからこそ見付かる。

いい加減に公務員試験に向けて準備をしなければならない。というか既に遅い。という訳で予備校の選定のためと考えて駅前をうろついていたら、近くの古本屋が全品40%オフという事なのでついそちらに行ってしまう。とは言え別にフラッと立ち寄ったのではなく、…

切、茹、煮、焼。

修士論文の執筆が終了した後から、母の仕事が節目を迎えて忙しくなった事もあって、再び夕飯の支度を任されるようになっていた。やはりブランクは見過ごしようもなく、味王様も口から光を放った上に一撃必殺で打ち砕けるであろう料理を様々に作って家族から…

フラクタルの誘惑。

例の本を貸し出してくれた友人とちょっとした、そして何度繰り返したか分からない、小説に関する議論になる。曰く、彼は哲学が嫌いだ。個人の心理描写よりも、事件や出来事自体やそれに関わる人間の行動に目を向けたい。西尾維新が嫌いなのもその点にある。…

脆弱な、あまりにも脆弱な。

友人から課題図書として貸し出された本を読み耽る日々。小川一水の作品が面白い。『第六大陸』は既に読破済みで、現在は『復活の地』に取り掛かっている。力強い文体と綿密な描写が秀逸。 実はその間にもう一作貸し出された作品を読んでいるのだけれど、何と…

届かない砲撃。

昨日購入してきた本棚を設置し、これまで部屋の内外に散乱していた書籍類をその中にまとめてぶち込む。一挙に容積の半分ほどが埋まり、これだけの量の本がそこらに置いてあったんだから部屋も狭く感じるはずだよ、と一人納得。室内がちょっと安心して歩き易…

過去は忘却される。

正月に買ってきた椅子をやっと組み立てる。近所のオフィス用品を扱う店のセールで売っていたもので、高価というほどではないものの私の部屋には勿体ないような椅子ではあるのだが、肘置きと座り心地に惹かれて買ってしまった。特にこの肘置きというのは重要…

考古学の虚実。

今考え直してみると、一月の前半は驚くほど何もしていなかったし何もなかったような気がする。いや修士論文に没頭していたのではあるのだが、この日記から見て取れるのは、それ以外には初詣とかネットワークの不調に悩まされるとか程度。25歳の朝飯前まで背…

君の望むものはいつも手に入らない。

バイトの帰り、私鉄から乗り換えたJRのU野駅構内で、キャンペーンでもやっているのか人だかりが出来ている。野次馬根性で覗き込んだところ、群馬県内の温泉のプロモーションらしい。これからちょうど福引を始めるというのでひょっこりと並んでみる。周囲を窺…

再出発の一歩前。

やっとインターネット環境が復活した。無線LANルーターを買い替え、これでびくびくする事なくインターネットに繋げる事が出来る。モデムとパソコンを直で繋いでいる時には、如何にソフトでファイヤーウォールを構築していようが矢張り不安はあった。それを感…

事務的な罠と徒労。

修論面接の日程を確認するために学校へ行かねばならない。既に19日に掲示されているらしい。しかし今日も何となく気が乗らないので明日にしようかとも考えたのだが、なるべく早く行った方がいいだろうという事で電車に乗る。学校に到着。掲示板前。 “面接の…

物語をどのように自らのものとするか。(承前)

現在、メディアによって届けられる物語の量は膨大なものとなっている。この物語とは単にフィクションを指すのではなく、ニュースなどによって届けられるノンフィクションの物語も含んでいる。その一方で、『自由を考える』の中でも言及されているように、私…

何のための物語か。

ちょっと前に比べると論調は弱まったが、しかし少年犯罪やいわゆる「おたく」の起こした犯罪があるとその原因を「現実と物語の区別がつかない」点に求めようとする動きは一定量あると思う。だがこのような意見は、物語の現実への適応という問題とモラルの問…

面接までが修士論文でした。

論文の提出に学校へ。提出締切の2時間前に行ったのだけれど、意外にも会場は静か。卒業論文を提出しに行った時にはこの時間帯には最後の確認作業で修羅場ってる人々でごった返していたもんだがなあ。 しかし考えてみたら修論には質疑応答みたいな事があるん…

提出するまでが修士論文です。

結局、当日に印刷・製本するのはスリル満点なので、家内制手工業的に作業する事に決定。近所の安いコピー機のある店で印刷し、たまたま家にあった異様にでかいホッチキスで止める。こういう単純作業は、頭を真っ白にして効率を高める事だけを考えられるので…

脱稿。

日付が変わる直前、何とか修士論文の内容が揃った。不満なところとか不充分なところは自分でも頭が痛くなるくらい目に付くのはあるが、まあそれなりに自分の大学院生活3年間で、卒業論文の頃よりは内容を進める事は出来たのではないかと思う。微妙に卒論の指…

ある意味不安。

最近、朝起きてからずっとパソコンを打ち続け、寝るだけの生活が続いている。食事も殆ど家で食べているのだけれど、兎に角白米を大量に摂取してしまう。大体普段の1.5倍は食べている。低炭水化物ダイエットなんていうものまである昨今、こんな高炭水化物な食…

嬉しい不意打ち。

暫くの間、またもや機器の不具合によってネットに繋げない状況が続いていたので、久々にアクセスして何日か分の日記をまとめてつける。頭がクラクラします。 メールも久々にチェックしてみると、GREEをやっている友人や知り合いの方から誕生日のお祝いメッセ…

修士論文が終わったら。

修士論文が終わったら、たまっている本を読みたい。友達から借りている小川一水を読みたい。マージナルな文芸誌「ファウスト」を第一号からもう一度通しで読みたい。 修士論文が終わったら、「波状言論」を全て読みたい。コミケで全力でゲットしてきたバック…

未知なる領域。

腹痛は小康状態。 バイト後秋葉原へ。後輩のパソコンが動かなくなったという事なので、電話越しに症状を確認してみたところ電源部の不具合らしい。という訳で電源部の買い替えに付き合う。ところが給料日前で2000円しかないと言う。いくつかのショップを回り…

自己管理。

昨日録画したJUDEのライヴをエンドレスで再生しながらひたすらパソコンを打つ。最初受け入れ難かったのが嘘のように、今は彼らの音楽に浸るのが心地よい。 何故か夜半から腹痛が。キーを叩こうにも思考がまとまらず。あう。痛い。

多チャンネルの魔力。

そう言えば私の好きな石田小吉さんも「眼鏡ロック」ですね。 まあそれは置いておくとして、今日は今日とてJUDEのライヴ。但し昨日に引き続き音楽専門チャンネル。とは言えライヴ会場から生中継なのは嬉しい。ケーブルテレビのチャンネルは茶の間のテレビでし…

「眼鏡ロック」の系譜。

深夜にケーブルテレビの音楽専門チャンネルでサンボマスターのライヴを観る。日本のミュージックシーンに一連の「眼鏡ロック」とでも言うべきジャンルがあるのではないか、というのは知り合いの院生の人が言っていた事なのだが、このバンドもその一つとなる…

ポジティヴ20%。

いい加減に街が正月気分から脱し始めているにも関わらず、家の中でPCを打っている事が多いので未だに年末年始プログラムを続けるTVのせいでむしろ正月のだらだら感絶好調継続中。しかし論文の〆切りは刻一刻と迫っている訳で、そういう時に限ってつい現実か…

ネガティヴ80%。

正月の街は独特の雰囲気を持っている。デパートやらショッピングモールやらでは年始の商戦の目玉として福袋をやっていてそれを狙っている人で殺気立っていたり、神社も然りだが呑み屋も新年を祝う人々で大混雑していたり、しかし普段より早い時間に街全体が…

明けましておめでとうございます。

年が明けてしまった。普段は正月でのんびりしている事が多いのだけれど、二週間と少し後には修士論文の提出期限が迫っていると思うと素直にだらけられない。とは言え正月の雰囲気と言うか、自らの弱さはそうそう簡単に払える訳もなく、何だか心残りがあるま…