2007-01-01から1年間の記事一覧

広くて素敵な宇宙じゃないか。

お盆に入ったが実家にも帰らずアパートで日がな小説を読んだりだらだらとしてるうちにすっかり世事に疎くなっていたら世間では流星群が話題になっていたらしい。というのを友人の「遠距離で女の子とメールでやり取りしながら眺めてた」という話から知らされ…

○×で答えなさい。

・制限時速40kmの蛇行する見通しの悪い山道を制限速度を超えそうなスピードで走っていたら注意を受けた。後ろの軽トラックに乗った親父から「どんだけ遅いんだこの野郎」と。あの親父には天羽時貞のDNAが継承されているに違いない。 ・「骨太の方針2007」と…

ハミングが聞こえる。

昨年秋に行われた文学フリマで大学時代の友人や先生方と「航時舎」というレーベルで冊子を販売したのですが、半年以上の沈黙を破って新刊が出ます。しかも唐突に明日。詳しい内容は↓こちら。航時舎Photo et Texte La baignoire 展何故こんな切羽詰った発表か…

あるだけのことを。

職場のトイレの棚に財布を置き忘れたらお札だけ抜き取られた状態で発見されました。 時々所持金が100円を切っていることすらあるのに、どうしてたまに2万円も入っている状態の時に限って置き忘れたりするかなあorz

その向こうにある空。

「空気が読める」の「空気」は、「エア・ギター」の「エア」とは違うらしい。なので、「空気を読むこと」を「エア・リーディング」と訳しても「朗読する空真似に如何に魂を込めることが出来るかを競うさま」には金輪際ならないようだ。

don’t look back in anger.

最近何気に忙しいとは思うのだが、その忙しい具合というのが周囲に漏らすと「世間を舐めるんじゃねえこの野郎」とばかりに撲殺されてしまいそうな程度かも知れないというか、現状で忙しいと発言したら確実に殺意を持つであろう友人が3人はいるので取り敢えず…

光が浮かぶ。

係長に書類を渡されて確認作業を行なっていたところ「ちゃんと自分だけを信じて確認すんだぞ」と念を押されましたが、 「自分より信用できない人間なんてこの世にいるもんか」 そんな20世紀の名言が職場で一番似合う自分を改めて確認する、5月のある日。

舞台袖に毒薬。

縁のある大学が舞台になっているということのみでアニメやら漫画やらをつまみ食いのようにして知っていた『げんしけん』を初めて腰を据えて読んでみると何つーかあらゆる意味でイタイ。時々よく分からない衝動に駆られて壁に叩き着けたくなるのだが、マガジ…

青空の密室。

最近は近所のスーパーに立派な大根葉の付いた大根が売っていて、週末に見掛ける度にえっちらおっちら買い込んでくるのだが、大根葉は卵炒め以外にもいい料理法があるのではないかとPCに向かってブラウザを開くとついついmixiを見てしまったりする。結局料理…

明るい世界。

太宰治の「太宰治」という名がペンネームであったことは広く知られているが、「太宰」は彼が一時傾倒していた哲学者マルティン・ハイデガーの用語である「Dasein(ダーザイン=原存在)」に由来し、「治」は本名の津島修治(つしま・しゅうじ)から一字を取…

記憶の音楽。

最近やけに懐かしい感じの曲をよく耳にするなあ、と思っていたら大塚愛のニューシングルだと言う。いや絶対10年くらい昔ヨーカドーとか辺りのスーパーマーケットの食品売り場で「野菜は体を強くする〜」的な趣旨の歌詞で歌われてたってサビ部分があんな感じ…

キー・パンチャーの憂鬱。

このところ更新が滞っていたのは、最近テンションのアップダウンが激しかったためと、主にテキスト打ちツールとして使用しているザウルスの調子が悪かったためである。SDカードに記録できない症状が頻発し、どれ程のテキストが闇に埋もれていったことか。そ…

レンズ放り投げて。

取り敢えずこの年末年始で消費したものをメモ。・小説 江國香織『流しのしたの骨 (新潮文庫)』新潮文庫 ちょっと変わった家族の話。流れるような文体。読んでいて気持ちがいい。何故自分にはこういう文章が書けないのだろう、と言ったら友人からおこごましい…