ネガティヴ80%。

正月の街は独特の雰囲気を持っている。デパートやらショッピングモールやらでは年始の商戦の目玉として福袋をやっていてそれを狙っている人で殺気立っていたり、神社も然りだが呑み屋も新年を祝う人々で大混雑していたり、しかし普段より早い時間に街全体が眠りについてしまったり。そしてそのような、昨日神社のお参りの帰りに感じた事全て、夢だったんじゃないかと思えるような記憶の感触。でも鈍い筋肉痛を伴った左手が呑み会の後にボウリングに行った事をしっかりと自己主張してくれる。今思い返せば、昨日は意外と新年に相応しい一日だったかも知れない。ただ、楽しい思い出は楽しい故に柔らかで曖昧なイメージとしての部分が多いから、その柔らかさに慣れていない人間としては悪い思い出と違って自己主張しない記憶を何だか不安に感じてしまうのだ。面倒臭い野郎である。

O宮駅近くの喫茶店にて、前に友人が頼んで死にそうな思いで食べていたビッグパフェを遂に注文。やはりでかい。白いものは全てソフトクリームで、これが意外と美味しいのではあるが明らかにサービス過剰。朝を抜いて昼を軽くしていたので何とか完食。しかしその後、後ろに座っていた中学生くらいの女の子4人が1人1杯づつ平らげていた。どう見ても私の半分もないくらい容積の体のどこにあの重量感を誇るパフェが格納されていったのか不思議でしょうがない。ちゃんと完食したはずなのに、何となく残る敗北感orz