on the road.

現在私の住んでいる地方都市は随分と道が悪い。昔からメインの交通手段が自転車という人力+車輪の乗り物なので、他の交通手段よりそれがよく分かる。歩道が整備されておらずガタガタで、歩道自体が下水道のブロック部分のみという事も少なくない。車道と歩道との段差がキツイ。それどころか国道クラスでないと車通りが激しいところでも道幅が狭くて歩道自体がない事が多い……
そんな話を地元出身の同僚に話すと、そりゃあ田舎ってことかっ、と何やら喧嘩腰になられたりして人間関係にクリティカルな感じではあるのだが、いやいやそういう事ではなくて為政者の感覚がもう少し自動車以外の交通手段での利便性の部分に向いてくれないかなあ、という話なのだよ。とは言え、自動車が走るにも厳しい狭い道が多くて一歩大通りから離れると歩行者と対向車がすれ違えないような事態が頻発するのもそれはそれで公道として何らかの法に触れたりしないのだろうかと、そういう「道の狭さ」を自動車の運転から遠ざかっている自分に対する言い訳に使っている私が心配しても詮無い事ではある。