メイン・イベント。その2

まあそんなこんなで個人的にアクシデントの多い第四回「文学フリマ」への参加ではあったのだが、収穫もなかなか大きかった。更科修一郎氏などが寄稿している『Natural Color Majestic-12』も入手する事が出来たし、森博嗣氏のインタビューの収録された「SPIKE」の14号も買えたし。後は、出店サークル一覧を見て気になっていた
オンライン文芸マガジン『回廊』のブースに行ったところ、予告されていた第五号の印刷無料配布はその分厚さのため見本以外には1部限定となったものを一番乗りという事で戴いてしまった事か。いいんだろうか、受け取ったのがこんな不真面目な読者で。兎に角、手にずっしりと重いオンラインで読むのとは確実に手触りの違うこの塊を、一ページづつサークルの方々の苦労に思いを馳せながらめくり魂を込めて読み込んでいく事で報いたいと思う。
しかしそれら以上に印象に残ったのは、ある意味私にとって今回のイベントが一人の人間を中心にまわっていたように感じられた点だ。それはまるで事前にシナリオが書かれていたかのように、若しくはアイテムを一つ一つ手に入れる事でイベントが発生し物語が進んでいくRPGのように、私には見えた。
と、この辺りで眠くなってきたので詳しくは明日。