機械仕掛けの預言者。

アルバイト先でお世話になっている方から細木数子六星占術を勧められたので本を借りてみたところ、どうやら自分はとても凄く星回りの悪い中にいるらしい。まあそれも今年いっぱいという事なので後2ヶ月半程度の辛抱という事になるのだが、むしろ嫌なのは書かれているタブー色。こちらは期限があるのかどうか不明なのだが、白・黒・茶を身に付けるのは良くない、と書かれている。そこ塞がれると私は現在所有している服の大半を捨てなければいけなくなるんだけどどうなんだろう、特に黒。
ところで前に風水に関して調べた事があったのだが、その時には私の身に付けるべき色は黒という事だった。それとは関係なく元来服は黒っぽいのが好きなのでその時には余り気にならなかったのだが、今回の結果はそれに真っ向から反対するものだ。しかも自分の趣味嗜好とも相容れないものなので、余計に裏側を勘繰ってしまう――「実はこの結果って、最初から他の占いの逆行くように出てるんじゃねえ?」というように。例えば今回の場合、風水という、歴史的なイメージを持つ先行ブームに対して正面から喧嘩を売る事によって、「こちらを信じればあちらには戻れない」という踏み絵的なお客の引き剥がしを狙っているのではないだろうか、と。まあちょっと陰謀論というか被害妄想に近い戯言である事は自分でも自覚済み……しかしブラックボックスである事を相当程度自明とする占いという分野においては、何処かにそういった過程で作られたシステムが実際ありそうで怖い。
まあ最終的には「ワシ細木数子嫌いじゃあ」って事で気に入らない占いの結果は遠くへ投げ捨てて都合のいい部分だけ残して心の糧にしたりする訳ですが、しかし幸運な色が花柄ってどうよ、昔のiMacじゃあるまいしorz