錯覚のイデア。

東大である。
某試験を受けるために、東大に行ってきた。別に憧れていたという事もないのだが、矢張り学歴社会的な風土の中で過ごして来た身としては少なからず内在的な圧力がこの場では働くようだ。何だか空気が独特の重量感を持っているのは、単に年代物の校舎が多いという事だけではないと思う。
敷地内は緑が多い。虫が多い。鳥も多い。この敷地全体を使ってある種の食物連鎖の実験をしているかのような状態である。もう一つ気が付いたのはそこら中に共産主義とかそっち系ののビラやら立て看板が存在する事で、あれだけ見事に形式的なアジ看板はC大を卒業してからとんとお目に掛かっていない、なるほど流石は東大だなあ、と妙に納得した。何がなるほどなのか。

ポルノグラフィティが「サボテン」のPV撮影で使った場所(未確認)