巨大な機械。

自転車のブレーキの調子が悪いので修理に持ち込んだところ、自転車屋の親父さんから30分ほど時間がかかる旨を伝えられた。店先で待つには少々長く、喫茶店に入るには短い時間。しょうがないので、フラッとすぐ近くのブックオフに立ち寄る。……いや、仕方なく、仕方なくデスヨ?
……30分後、私の手の中には14冊の本の詰まった袋がしっかりと提げられていたorz

で、その買った中には言わずと知れたベストセラー『世界の中心で、愛をさけぶ』の漫画版が入っていた。これだけ売れていて映画やドラマにまでなっている作品というと、どうしたって前情報が耳に飛び込んでくる。それを聞く限り「兎に角泣ける」というのを最大限の売りにしているようで、いや別に泣きたいがために本を読む訳じゃないし、という感じで敬遠していたのだが、まあもやもやと悪印象だけあるのも気分が悪いので意を決して手に取った次第。漫画版なら手軽だし、100円だったし(一番の要因)。
さて、中身を開いてみると。

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うん、意外と泣いた。面白いなあ『狂四郎2030』。

……え、『セカチュー』ですか? んーと……んー……あれかな? あのストーリーでベストセラーって事は、きっと小説は物凄く物凄く文才のある人が書いてるんですよね? ね?