サボりすぎです。

今週前半はゼミ合宿、面接、面接不合格など行事が山積みで更新出来なかった訳ですが。
ゼミ合宿の先は新潟、ジェームス・タレルの建築した「光の館」という作品の中に宿泊。芸術作品の中に。お風呂に入ると、浴槽内に張り巡らされた光ファイバーからの光が屈折して体が光る。天井が開いて、日の入りと日の出の時刻には空の色調変化が鮮やかになるように室内外の光量が調整される。さすが山を切り崩して建造しただけの事はあります。それにしても10人の人間が一つの部屋に集まって寝っ転がって頭を寄せ合いながら天井の穴を眺めている光景は少々奇妙。変化していく空の色調の美しさはコンパクトデジカメ程度は勿論、一流のカメラマンが一流の道具で撮ったであろうタレルの作品集内の写真でも表現できないものだったので、人間の眼の力は凄いなあと感じる一方、このぼうっと空を見ている人間の集団を写真に収めた方が面白いのではないか、と考えてみたり。