空の高い日。

いつもお邪魔させてもらっている友人の家に行き、庭木の手入れを手伝う。
外で体を動かすのは本当に久しぶり。


同じ体を動かすのでも、アスファルトの道路を移動ではなく土や木を相手にするのは一種の爽快感がある。
汗が流れるのが心地よいと思う事なんて最近殆どなかった気がする。
生理現象が「不快」としか感じられないような状況に、随分と追い詰められていたらしい。


気温が30℃を超える夏日だが、風が吹いているため適度に涼しげ。
見上げれば、白と青の領域がくっきりと分断されているような空。


何となく、色々なものを信じられるような気がした。