世間はゴールデンウィーク。

今日の自習室監督は、中学生が来なかったため中断。
まあゴールデンウィークだし、とも思っていたが小学生の方は割りと人数がいたためちょっと凹む。
そろそろ根本的に方針決定をしなければなあ。


公的施設の例に漏れず、私がバイトに行っている施設にもよく公共広告ポスターが貼ってある。
で、前から気になっていたのだが、「選挙に行こう」ポスターを未成年が作りそのコンクールを行う事で選挙への意識を啓発する、というのは何か捻れがあるような感じがしないでもない。
だってポスターを作っている側は選挙に行った人(=投票乃至は何らかの形で参加した人)はほとんどいない訳で、「選挙」というものに対して実感を持って作っているのか甚だ疑問な人達が選挙権を持っている人達に訴えかけているのですよ?
図式的には完全なる転倒を起こしています。
それとも学校教育お得意の、ちょっと脳死しかけている老人にたいして「純真な若者達の直向さをアピール」する施策の一環でしょうか?
高校球児を丸坊主でみんな純真で野球に対して真っ直ぐだというステレオタイプに押し込めてしまうような、不祥事を起こそうものならスキャンダルによって普通の高校生活どころか一家蒸発すら引き起こしかねない状況に追いやってしまうような、さわやかな汗が流れる裏で多額の利権が動き加熱する競争の裏で数え切れないほどの選手が潰れていく事を見て見ぬ振りをしているような、そんな大人達の歓心を買うための施策なのかと。




まあ結論としては、子供を無理やり純真という括りで語るのが嫌い、というだけなのですが。