ほっとけない貧しさ?

最近本屋とかでよく白いゴムバンドを見かけるなーと思っていたらこんなサイトを発見。
蜂の子と蜂の子サプリの安全性
「売上の4割が流通費、3割が原価、残りの3割はNPOの活動資金に使われます」「活動資金と聞こえが良いが、団体の職員の給与、団体の備品購入費、飲食代など要は彼らが何にでも好きな様に使えるお金になります」などと書かれているけれど、まあ本当にそうかは別にして実質的にお金の使い方で納得がいかない感じがあるのも事実。てか、もっといいお金の使い方あるんじゃね?
で、考えた方法。一つ目として、この活動っていうのは別に正規の白いゴムバンドそのものを身に付けなくてもいいらしい。*1という事で、そこら辺の百円均一で白い布とかを買ってきて手首に巻く。若しくは既に持っているお気に入りの白いアクセサリでもいい、場合によってはそちらの方が安上がりだろうし。で二つ目、ほっとけない世界の貧しさキャンペーン公式サイトを参考に勉強する。何せこの活動の趣旨は非営利な啓蒙活動な訳で、公開されているサイトが参照される事はあちらにとっても望むべきところだろう。そして最後に、正規の日本版ホワイトバンドを買うはずだった差額分を募金。勿論、信頼し得る相手かどうかはしっかりと確認した上で。こうすると、この活動の趣旨である貧困に関する啓蒙活動+更に募金まで出来てしまうのである。
まあこれって確かに規格化されたホワイトバンドに比べたら認知度は低くなるので、着けている本人は認識の証にするかも知れんけど周りへの影響は極端に少なくなるかもしれませんな。でも、そのようにファッションの一端として認識され兼ねない規格化されたゴムバンドでは、ブームが去ったら忘れられそうですよ? ゴムバンド身に付けているけどサイトとかは見ないし具体的な意味はよく知らない、という人は多そうだし。そうじゃなければ、CMを見たりする限りでは募金活動のように見えるのに実質は全く別物、という差異についてもっと多くのツッコミの声が上がっていると思う。って事でこっちの方がむしろ活動の実質にもそうような気がするのだけどどうだろう? 流通によって知名度を上げる、という考え方もサイトには載っていたけど、*2名前が売れりゃいいってもんでもないだろ。金額が増えればそれだけ助けになるというのが本旨の募金活動でないなら尚更。
取り敢えず、言い出しっぺの人間が明日からやってみます。

*1:このページの最下段「自作してもいいんですか?」を参照。

*2:このページの下から二つ目の黒丸見出し「一方で、「流通4割」も高いのではないかというご批判がございますが……」以下を参照。