防犯の要衝。

家の玄関の鍵が変わった。というのも弟が財布ごと家の鍵を失くしてきたから。しかもご丁寧に住所を書いた紙までその中に入れていたらしい。もし悪意のある人が拾った場合には正にカモネギの状況である。どうぞ入ってくださいと言わんばかりである。幸いな事に近くに鍵の専門店があり、今日の内に交換してもらったので一安心。鍵屋さんは話し好きの人だったらしく、色々と鍵についての知識を教えてくれた。曰く、
・鍵に機械油は注さない方がよい。特にクレ5○6は最悪。中で油が腐ります。
・鍵が回りにくい時には鉛筆の芯を削って粉末にしたものを入れるとよい。鍵穴の滑りをよくする専用のスプレーも売っている。
・鍵の段々が小さいものと大きいものが交互になっているものの方がピッキングされにくい。
機械油の件については前に注した事があったので特に注意するように教えてくれた。その注した張本人の祖母は、自分の旗色が悪くなっている事に感付いたらしく既に自分の部屋へと帰っている。自らの年齢を逆手にとって、ボケを巧みに操るこの祖母の防衛術に私は一生勝てないような気がする。