醸し出される雰囲気。

先日買ってきたあずまきよひこの『よつばと!(3) (電撃コミックス)』を繰り返し読んでしまう。この人は『あずまんが大王』という作品が有名で、勿論そちらも面白いし好きなのだが、無人島に持っていくならこちらの方を間違いなく選ぶと思う。無人島みたいなところだとしたら爆笑よりも優しい気持ちになれる作品の方が相応しいと感じる。というか、今の状況がむしろ無人島で見つかるか分からない救援の船を待っているのと同じような心境だからかも知れないけれど。どうも年末を迎え色々色々とギスギスしがちな気持ちを抑える方策を無意識の内に模索しているようで、何となく猫の毛繕いが思い起こされる。