すごい風の日。

知り合いが店番をしている店に遊びに行ってみる。
大学院の知り合いに会うのは本当に久しぶり。
まあその原因は授業に出てないからなのですが。
ちょっと自分が引き籠りになりかかってるのかも、と思い危機感を抱く。


彼女はアクセサリーの製作をしていて、そのお店に商品を卸している。
今日は店主が買い付けで出掛けているため店番との事。
ただし買い付けの規模が世界、というか海外に行っているらしい。
基本的に国内での安住が常態の自分にとっては遠い世界の話に聞こえてしまう。


風が強いため、普段に比べるとお客は少ないとの事。
だってガタンガタン常に音がしているような日にぶらりと外には出ないだろ、普通の人は。
…私は出たけど(笑
そんな訳で、同じ大学院に通う彼女の彼氏さんと3人でだべってました。




最近、講談社ノベルズにはまり気味。
特に「メフィスト」や「ファウスト」に関連する作家の小説が面白い。
有名どころでは、森博嗣とか清涼院流水とか西尾維新とか佐藤友哉とか。
クリスマス・テロル』に関しては前に述べました。


で、先日手に入れたはやみねかおる著『少年名探偵虹北恭助の冒険』を読む。
メフィスト」で連載されていたものに加筆したものらしいのだが…なんつーか、一言で言うと「痛い」。
完全にライトノベル、従来のキャラクター小説の枠から全く踏み出していない感じ。
まあはやみねかおる自体少年少女向け小説を出自とする人のようなので、しょうがないといえばしょうがないのかもしれないが…しかしこれが「メフィスト」に載るのは、ちょっと意義が薄いような…
本文中に、連載媒体である「メフィスト」の小説賞「メフィスト賞」の迷走振りを揶揄するようなパロディが描かれているのは、ある意味この小説自体が載る事への皮肉なのだろうか、と勘繰りたくもなろうもの。




夕食はモヤシのサラダと鮭の粕漬け。
モヤシのサラダにはサラミのスライスをカリカリにしたものを乗せたが、それならモヤシをゆでるより炒めた方がおいしかった事が判明。
明日への教訓。