日々を食い潰す。

というように過ごしているなあ、と強く感じる今日この頃。

知り合いの間ではほぼ周知の事実だが、RysKの家には異常に大量の漫画がある。
勿論その原因の一つは、次から次へと買ってくるためだ。
そしてもう一つ問題となる重要な点は、捨てられないという事である。
この、捨てられない本にも二種類あって、一つはよく読む捨てられない本、もう一つはあまり読まないのだけれど捨てられない本、というように分かれる。

で、問題はこのあまり読まれない本の方なのだ。
こちらに分類される本は、大抵自分の中で「名作」と分類されている。
名作なら何度でも読んだらいいではないか、という言もあろうが、名作だからこそおいそれと手に取れない、という事が多い。
名作を読むためには、こちらにも気力が必要となる。
一度読んだ作品は粗筋を知っているから、尚更細部にまで深く読み込もうとする。
それを思うと、何となく躊躇してしまうのだ。

『寄生獣』なんて、一回しか読んでいないのにストーリーは鮮明に覚えている。
そしていつも「もう一度読んでみるかな」と思うのだが、どうも手を伸ばす事ができない。

これは現在、自分の気力が衰えている証拠だろうか？
それとも単に、元来めんどくさがり屋の本性が加速された結果だろうか？