昼ご飯の周辺。


ずっと家の中に閉じ籠って修士論文のレジュメに取り組む。
こんなにいい天気なのに、と思っていたら気が滅入ってきたので昼食は外に食べに行く事にする。


近くの回転寿司で、〆鯖とビントロばかり頼む。
一皿100円なので、意外と金がかからなくていい。


帰り道、交通量の多い道を避けて裏道を通る。
この通り沿いに昔住んでいた家への入り口がある。
今の家には高校一年の終わり頃に引っ越した。
距離にして100メートルと離れていない訳だが、路地の奥にあるため消防法上新築ができないとの事で、阪神大震災の恐怖が大きな契機となり引っ越す事となった。
小学生の最初の頃はまだ祖父が定年前で、この家から出勤する背中を見送った覚えがある。
自分が同じように自由に鉄道を利用できるような歳になったと思うと感慨深い。
ほんわりと、通学班で並んで登校していた頃の事を思い出した。