本と研究と戯言と夕食と悲しい自己主張。

とりあえず作成。
日記(やら雑文やらメモやら戯言やら)はこれまでPDAの愛機HP620LXで書いてきたが、どうも更新への意欲が弱く週1や月1になりがちなのでものは試しという事で。


本日の夕食は鶏のスパイス焼きとキャベツの千切り。
鶏は焼いている内になんか脂分がすごい勢いで染み出してくるのでちょっとあせる。


佐藤友哉の『クリスマス・テロル』を読む。
推理小説のトリックとしては完全な反則、恐らくこれはもう京極夏彦の特許として封印され二度と使えない手だと思う。
…そもそも推理小説として読まないし、著者もそのような読み方を期待しないと思うが。
小説という形式だけでは吐露しきれないものを搾り出し、作家としての全てを捨てる作者の覚悟が見えて緊張感のある作品と感じられたのは事実だ。
若しくはその覚悟を演出して見せているのかもしれないが、それはそれでいい。
演出と本気の境界線なんて、どうせ見えやしないし。


ちなみにホームページはトップページを上げたところまでで放置プレイ状態だが、こちらはいつまで続けられるやら。